移動平均線
移動平均線(Moving Average)とはローソク足チャートと組み合わせて出てくるもので、テクニカル分析の代表的なものです。
テクニカル分析、といえばまずローソク足、次に移動平均線、と言われるくらい標準的なものです。
ですがその知名度に比べて重要性ってあまり知られていない気がします。
ここでしっかり見ていきましょう。
移動平均線の計算方法
まず移動平均線の実物を見てみましょう。
この緑色の線がそうですね。
これはある一定期間の終値の平均値を計算してその計算結果を繋げたものです。
例えば3日移動平均線なら直近3日間の終値の平均値を繋げます。
ですから今日の5日移動平均線の位置は今日を含む直近5日の終値の平均値になりますし、明日になればまた明日を含む5日間の終値の平均値になります。
色んな移動平均線があり、5日の他に25日や75日、100日や200日などがポピュラーですね。
ちなみに一番上のトヨタ自動車のチャートの移動平均線は75日の移動平均線です。
移動平均線の成り立ちもしっかり覚えよう
移動平均線もただ名前だけでなく、その成り立ちをしっかり理解しておきましょう。(理由はこちらを参照してください。)
あと数多くある株式投資のテクニカル分析の中で、この移動平均線というものがが何故ポピュラーなもので、何故数多くの投資家が使用しているものなのか、という事です。
これを見ていく事で「移動平均線の正体」というのを解き明かしていき、実際の取引に生かせる様にしましょう。
移動平均線の正体とは?@へ続く