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企業の収益力を知ろう

BPSとPBRで企業の価値を把握し、それを現在の時価総額と比較する事で割安株を出し、割安なものに投資をする。

 

ファンダメンタル分析のファーストステップが終了しました。

 

これだけで充分か、というとそうではありません。

 

じゃあ次に何を見るか、という事をみていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会社の目的とは何か、に着目する。

では次のステップに進む前に会社の目的は何か、という事を考えてみて下さい。

 

それは「会社の目的=利益を上げる事」です。

 

会社というものは「法人」です。

 

これは会社を作りますよ、という事を法務局に届け出る事によって成り立ちます。

 

ではなぜわざわざそんな事をするのでしょうか。法人を設立する時には設立登記費用がかかります。

 

それは「営利行為=利益を上げる」為です。(一部例外もありますがそれは除外します。)

 

そうです。
BPSとPBRで割安なものを選択したら次は会社本来の目的である「利益を上げているか」という事をチェックしましょう。

 

 

ではそれをどういう指標でみるか

 

またその指標を2つ順を追って見てみましょう。

 

@EPS(Earnings Per Share)

 

これはずばり「一株あたり純利益」です。

 

計算方法は簡単です。

 

一年間の純利益を発行済株式数で割れば出すことが出来ます。

 

 

EPS=当期純利益÷発行済株式数

 

 

この数値の見方は「高ければ高い程良い」という事になります。

 

先程企業の目的は利益を上げる事、と述べました。

 

利益を上げる為に出資を募り会社を設立し、出資者を募り、投資を行い、利益を上げる事でその投資を回収しようとします。

 

このEPSは計算式が(一年間の純利益÷発行済株式数)ですので分母である発行済株式数が同じである以上純利益が高ければ高い程数値が高くなり、投資の回収率が高い、という事になります。

 

注意点としては

 

1.投資検討企業の前年数値との比較をする…発行済株式数の異なる他企業と比較してもあまり意味はなく、投資を考えている企業の過去の分と比較し、その推移を見ましょう。

 

2.特別損益の欄に注意をする…企業が自社資産を売却した、役員の退職金等があった等の臨時的な損益項目である特別損益欄で表示される金額が大きくなるとEPSは通常の年度と乖離する数字が出やすくなります。

 

上記1、2からEPSは自社の数年の分を比較して「この企業の長期間に渡る平均的な実力(=収益力)をチェックしましょう。

 

このEPSが長期的、平均的に伸長している企業であれば本当の実力があり、投資対象としてチェックしてみましょう。

その利益はどう評価されているか

APER(Price Earnings Ratio)…株価収益率

 

これは株価と利益の関係から割安かどうかを判断する指標です。

 

PER=現在の株価÷EPS

 

「企業の価値を知ろう」欄で説明したPBRは株価と企業本来の価値という部分からの割安を判断する指標でしたが、これはそれを「株価と利益の関係」に置き換えたものです。

 

一言でいうと「『今の株価は、企業が上げる利益の何倍の評価を受けているかを計算して』、数字で分かるようにしたもの」です。

 

EPSが同じ数字だとすると分子である株価が上昇するとPERは高くなりますのでその株は割高、逆に株価が下落すると割安、という事になりますね。

 

例えばPERが10倍の企業なら10倍で時価総額と同額の利益を上げ、PERが50倍なら50年かかる、という事です。

 

注意点としては

 

1.投資検討企業の前年数値との比較をする…これもEPS同様数年の推移を見ましょう。

 

2.「2つのPER」を併用して考える…当然ですがPERはその年の利益額に応じて毎年変動します。決算時以外には決算予想から算出される予想PERがありますのでその数字を実績値を併用しましょう。

 

3.業種平均PERを調べる…PERの適正値は業種によって大きく異なります。時代の先端を行く新興の業種であればPERの計算方法の分母である一株当たり利益が高くなる分PERは低くなり、割安感が出ます。逆に昔から存在する業種のPERは高くなり、割高感が出ます。ですので業種平均PERを調べて自分が投資を考えている企業と比較を行いましょう。
東京証券取引所のHPに業種平均PERが公表されていますので一度チェックしてみて下さい。毎月更新されてます。