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出来高に注意しよう

出来高(デキダカ)とは別名売買高ともいい、実際に売買が成立した株数の事をいいます。

 

ちなみに自分が出していた注文が成立する事を「約定(ヤクジョウ)」といいます。

 

これも大事なのでしっかり覚えましょう。

 

例えばあなたがある銘柄の株を10,000株買ったとしましょう。

 

あなたが10,000株買った、という事は誰かがあなたに10,000株を売った人がいる、ということです。

 

この場合の出来高は10,000株、という事になります。

 

実際に売買が成立した株数、という事は出来高を見るとその銘柄が活発に取引されているかどうか、という事が分かりますね。

 

以下のチャートを見てください。

 

 

株価が75日移動平均線を上に抜けてきており、そこから出来高が急増してます。(移動平均線については「移動平均線」を見てください。)
それに伴って株価も上がっていってます。
同じ銘柄でも移動平均線の下で推移していた時と移動平均線の上に出てきた場合とで取引量が全然違っている事が分かりますね。

 

このように出来高を見ればその株が多くの投資家に売買されているか、あまり売買されていないかが一目見て分かります。

 

出来高と株価の関係に注目

出来高は以下の2点から非常に大事な指標となります。

 

@出来高と株価の関係に注目する。

 

「出来高は株価に先行する」といいます。

 

これは長期間下降トレンドであった株がその下降トレンドが終わり上昇する際は株価の動きより先に出来高が多くなる事が多いからです。

 

また株価がテクニカル的な売買ポイント(この辺りはテクニカル分析をご覧ください。)を超えてくると株価と出来高も大きく動いてきます。まさに上のチャートがそうですね。

 

ですから出来高がある地点から急増しているにも関わらず株価に動きがないものを見つけたらそれは今後大きく動く可能性があります。

 

A流動性リスク対策

 

「リスクの種類」で流動性リスクについて説明しました。

 

その株自体がある程度たくさん市場で流通しているものでなければ自分が売りたいと思った値段で売る事が出来ない、というものでした。
この流通量を図るのがまさにこの出来高です。
ですから出来高をみておいて出来高の多いものを選んでおけばそれがそのまま流動性リスクを避ける事につながりますね

 

流動性リスク対策としては株おやじは2つの観点で見てます。

 

1.一日の出来高50万株以上。

 

実際株おやじは20万株程度でも仕掛けてます。
ただ初心者のうちは一日50万株程度出来高のあるものを選んだ方がいいかと思います。
これ位あれば成行注文を出したとしても時価近辺で売買出来ると思います。

 

2.板の価格の連続性のあるもの。

 

例えば以下の板をご覧ください。

 

 

これはこの一日の出来高が1208万株あった銘柄の板です。

 

ポイントとしては@値段が飛ばずに値段順に並んでいる。という事です。

 

例えばあなたが今この株を買おうとします。
成行で買おうと思うと売り板の一番下の375円の所に29万6千株、その上の376円の所に84万8千株の売り注文があります。
ちなみに375円の所に29万6千株売り注文があるという事は375円×29万6千株=1億1100万円分の売り注文があるという事です。
成行注文を出しても充分時価近辺で買えます。

 

またあなたがこの株を今保有していたとして時価程度で売りたい、と思ったら374円に38万5千株の買い注文があり、そのすぐ下に373円に96万2千株の買い注文があります。
売ろうと思えばすぐ売れますね。

 

板の真ん中の値段が飛ばない、という事は売買したい時に時価近辺で売買が出来る、という事です。
これ、非常に重要な事で、値段が飛んでいる板と比較するとよくわかります。

 

それが以下の板です。

 

 

これはこの一日の出来高が1万3千株しかなかった銘柄の板です。
ちなみにこの日の終値は590円です。

 

こちらのポイントとして「値段が飛んでいる」という事。

 

例えばあなたが今この株を3,000株買おうとします。
成行で3,000株買おうと思うと一番下の売り注文から約定されていくので
・592円で900株
・595円で100株
・598円で1,000株
・600円で600株
・602円で100株
・603円より高い価格(この板に乗っていない価格)で300株
となります。

 

値段が飛んでいるので買値がどんどん高くなります。

 

逆に今あなたが3,000株保有していて値段が590円になったのでそろそろ売ろう、と思い売り注文を出したとします。

 

1.成行で売り注文を出した場合…安くしか売れなくなる。

 

買い板の一番高いものから順に約定していきます。
・586円で100株
・585円で1,000株
・584円で1,000株
・582円で300株
・580円で200株
・579円より安い価格(この板に乗っていない価格)で400株

 

という感じでどんどん安くなっていってしまいます。

 

2.指値590円で売り注文を出した場合…なかなか売れなくなる。

 

590円の買い注文が出てこないといつまでたっても売れません。
そのうちここから株価が下がってしまう事も充分にあり得ます。

 

つまり出来高が少ない=ポイントA注文数が少ない為にこういった事が起こります。

 

「売買が時価近辺で出来ない」というのがまさに流動性リスクです。

 

株の世界では暴落等がいつ起こるか分かりません。
9.11同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災…。

 

だからこそいつでも売買できるものを選んでください。
その為には出来高をしっかり見る様にして下さい。

 

 

売買終了後の資金の流れへ続く