ローソク足と移動平均線を組み合わせてみる
ローソク足と移動平均線についてそれぞれ個別に見てきました。
そうした所で今度はそれらを組み合わせてみましょう。
とにかくポピュラーなものを使え
ここで何故ローソク足と移動平均線の2つを使うか、という事です。
一番大事な事は「株のテクニカル指標はとにかく最もポピュラーなものを使うべき」というのがその理由です。
ローソク足も移動平均線も株のテクニカル指標としては一番ポピュラーなもの、と言い切ってもいいと思います。
使い方も理論は色々あれど浸透している部分もあります。
逆に言えば投資家の多くがよく見ており、投資家の数だけ見方がある、と言ってもいいかもしれません。
ポピュラーなものだからこそ、数多くの投資家が注目し、数多くの投資家が注目する指標だからこそ、買いのシグナルが出たら反応しやすい、という事になります。
株価が上昇するには大きな資金、数多くの投資家の資金が入って来る必要があります。
株は色んな材料(企業業績やニュース等)を加味しながら最終的には需給で動きます。
つまり多くの買い勢力が入ってくる局面で買いを仕掛ければ他の多くの買い勢力と共に作り出した流れに乗る事が出来、その多くの勢力の資金が株価を押し上げます。
つまり多くの買い勢力、大きな資金がどこで入ってくるのか、そのタイミングを見極めるのがテクニカル分析であり、テクニカル分析の中で最もポピュラー(=多くの投資家が注目している)なものがローソク足と移動平均線、という事です。
ここまでローソク足と移動平均線をその成り立ちを中心に見てきました。
ここからはいよいよ実践です。
2つの指標をどう組み合わせ、どう使っていくか、というのを順に見ていきましょう。
テクニカル分析〜基本編〜グランビルの法則へ続く
トップへ戻る